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不動産のお話しPARTⅦ

 大変暑い日が続きますが皆さん夏バテしないように頑張りましょう。

 前回は道路の縁石の件についてお話ししたのですが、大変反響も大きく皆様にも徐々に伝わったのかなと嬉しく思いました。

 都市計画の運営についても実に矛盾があります。基本的な矛盾は、この小松の都市計画を守っていったら何が出来上がるのか、どうなるのかを誰も全く理解していない、勉強していないということなのです。そしてこの都市計画は法律として施行されているので開発が厳しく規制、制限されるのです。

 今小松のような規模の都市は少子高齢化、人口の減少という恐怖が迫ってきています。なんとかして人口を増やそう、増えないまでも維持していこうという掛け声だけがかまびすしく叫ばれています。しかし現実を都市計画的にみると、人の住む場所が無く、人が働く場所の開発はほとんどできません。8号線に店舗を構えようとしても、都市計画における商業地域、近隣商業地域は皆無に近く、市街化調整区域が隣接し、ほとんど開発できなくなっています。人が集まり、人が働き、人が遊ぶという基本的なことが既存の施設を生かすしかないというお粗末さです。「人に来てもらおう」、「賑わいをつくろう」という掛け声だけでは町は絶対に活性化されません。実際に政策を具体化する方法といえば都市計画でしか出来ないのに、その都市計画に町を活性化させ、市民生活を豊かにする方策等が何一つという程盛り込まれていない為、逆に役所が町づくりを規制する側に立つという、変な状況に陥っています。

 それなのに誰もそれに気づかないというのはどういうことなのでしょう。今までは人口の自然増加により、経済が右肩上がりで無策でもよかったのですが、これからは有能か無能か、効果ある手段を打ったか打たないかの差は大きな差になると思います。今がそれを実行する最後のチャンスではないかと思われます。

 その実行は実に簡単なのです。都市計画の基本理念を小松市民の豊かさを求めるというところに置き、その為には具体的にどうするか、人が集まりやすい町、その為に働く場所づくり、そして人が楽しめる場所づくり、便利になる交通網の整備と掲げていけば具体的に8号線の整備、街中の古家の再生等々の具体策がどんどん出てきます。

 そのことに対する対策を緻密に具体的にできる都市計画に変えるべきです。全てを行政がするのではなく、行政と民間が一体化してやっていける都市計画こそが求められているのではないでしょうか。行政は民間を取り締まり抑制するのではなく、いかにしたら民間を活性化できるか、協調することこそが、今地域行政に求められているのではないでしょうか。これからの20年こそが小松の行方を決めると言っても過言ではないと思います。

まさしくドラスティックな都市計画の変更が必要です。そうドラスティックでもないのですが・・・?

都市 研究家            

不動産 遊民 調 亮

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